日々のど~でもいいことを中心に盆栽やメダカのこと、あとグルメネタなんかを不定期更新で書くブログです。
こんにちは。
FMの放送を聴いていると「今日は蒸し暑い・・・」のだそうです。リスナーから多くのそういったコメントが寄せられたようです。
しかし、僕の体感としては「今日は涼しい・・・」という感じです。棚場付近は心地よい風がよく吹いています。
そんなわけで、今日は絶好の盆栽作業日和・・・・

↑今日の午前中はとりあえず雑木の葉選り作業を中心に行いました。
(画像は全て作業前)
ま、それはさておき、
FMの放送を聴いていると「今日は蒸し暑い・・・」のだそうです。リスナーから多くのそういったコメントが寄せられたようです。
しかし、僕の体感としては「今日は涼しい・・・」という感じです。棚場付近は心地よい風がよく吹いています。
そんなわけで、今日は絶好の盆栽作業日和・・・・
↑今日の午前中はとりあえず雑木の葉選り作業を中心に行いました。
(画像は全て作業前)
ま、それはさておき、
+ + + + + + + + + +
棚場をチェックしていると、

↑実生接ぎした素材(土台は実生2年生)が目に留まりました。
先日のエントリでも少し触れましたが、今年は3本の2年生苗に実生接ぎをしましたが、そのうちの1本です。
100%とは断言できませんが、接いだ芽の状態を見る限りほぼ問題なく活着していると思います(残り2本も問題なさそうです)。
さてさて、
黒松実生接ぎの利点は何でしょうか?
「古い枝を挿すことで古色感を早く得ることができる」
と師匠に言われたことがあります。
確かに、そういう面もあるんでしょう。
ただ、僕が重視したいのは、これまた先日のエントリで述べたことの繰り返しになりますが・・・・
「性の良い親樹の枝を接ぐことで、性の良い樹を作ることができる」
というものです。
黒松の場合、優良な性の樹のクローンを挿し木という手段で増やすこが、現状、困難である以上、実生接ぎはクローンを作るうえで「挿し木が困難」という欠点を補う方法であると考えています。
そして、もう1つ僕が考える実生接ぎの利点があります。
それは、
実生接ぎの場合、根の際に枝を接ぐことで足元付近から斜め上方向に伸びていく芽を確保することが可能です。
この立ち上がり付近にある斜め上方向に伸びる芽の存在は、潅木性の性質を利用した樹作りに近いものと考えることができるのではないでしょうか?
もちろん、
足元付近から自然に吹いた芽を横方向に伸ばしていくことも可能です。
しかし、芯となる1本の芽を一気に伸ばして太りを得るという考えの下では、そのような自然に吹いた芽は少々弱いのではないか?と思います。
そこで、
僕としては、
・性の良い樹のクローンを作ることができる
・潅木性の性質を利用した樹作りと同様の効果を得ることができる
の2点に着目して実生接ぎを少し続けてみたいなぁ~と考えています。
もっとも、
実生接ぎ、やっぱイマイチ・・・
と何処かの時点で思うことがあったら、人知れずヒッソリと実生接ぎを断念するんですけどね(笑)
ま、とりあえず、来月あたりから土台の方の上部部分を少しずつ切り詰めていきたいと考えています。
↑実生接ぎした素材(土台は実生2年生)が目に留まりました。
先日のエントリでも少し触れましたが、今年は3本の2年生苗に実生接ぎをしましたが、そのうちの1本です。
100%とは断言できませんが、接いだ芽の状態を見る限りほぼ問題なく活着していると思います(残り2本も問題なさそうです)。
さてさて、
黒松実生接ぎの利点は何でしょうか?
「古い枝を挿すことで古色感を早く得ることができる」
と師匠に言われたことがあります。
確かに、そういう面もあるんでしょう。
ただ、僕が重視したいのは、これまた先日のエントリで述べたことの繰り返しになりますが・・・・
「性の良い親樹の枝を接ぐことで、性の良い樹を作ることができる」
というものです。
黒松の場合、優良な性の樹のクローンを挿し木という手段で増やすこが、現状、困難である以上、実生接ぎはクローンを作るうえで「挿し木が困難」という欠点を補う方法であると考えています。
そして、もう1つ僕が考える実生接ぎの利点があります。
それは、
実生接ぎの場合、根の際に枝を接ぐことで足元付近から斜め上方向に伸びていく芽を確保することが可能です。
この立ち上がり付近にある斜め上方向に伸びる芽の存在は、潅木性の性質を利用した樹作りに近いものと考えることができるのではないでしょうか?
もちろん、
足元付近から自然に吹いた芽を横方向に伸ばしていくことも可能です。
しかし、芯となる1本の芽を一気に伸ばして太りを得るという考えの下では、そのような自然に吹いた芽は少々弱いのではないか?と思います。
そこで、
僕としては、
・性の良い樹のクローンを作ることができる
・潅木性の性質を利用した樹作りと同様の効果を得ることができる
の2点に着目して実生接ぎを少し続けてみたいなぁ~と考えています。
もっとも、
実生接ぎ、やっぱイマイチ・・・
と何処かの時点で思うことがあったら、人知れずヒッソリと実生接ぎを断念するんですけどね(笑)
ま、とりあえず、来月あたりから土台の方の上部部分を少しずつ切り詰めていきたいと考えています。
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プロフィール
HN:
mindfluid
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
昼寝、小品盆栽、メダカ、オオクワ
自己紹介:
昼寝が大好きな小品盆栽愛好家です。
当ブログは内容的に何でもアリな感じのブログですが、メインの趣味が小品盆栽ということもあって、必然的に盆栽系のエントリが多くなってきています。
盆栽に対する現在のスタンスは雅風展をメインに年に数回、各地の展示会に出展しつつ、持込による樹格UPを目指して日々の管理に励んでいるという感じです。あと、将来的に小品盆栽の素材作りの道へと進んでいきたいと考えています。
エントリの内容は日常管理を中心にした内容に、時々、好きな鉢の話や盆栽全般に対する雑感を綴っていく・・・という感じです。
なお、当ブログでは時々、パスワードが必要なエントリを書きます。主に黒松、キンズ、カエデ、クチナシについて、素材を作っていく過程をUPしていますが、実験的要素を多分に含んだ内容が多いこともあって認証制にしています。上記4樹種について実生や挿し木から本格的な小品盆栽を作っていくことに興味のある方は下記メールフォームより申請してください(氏名、メアドは必須です)。
なお、1週間経過しても当方からのレスがない場合は、申請を見落としている可能性が高いですので、申し訳ありませんが、再度、申請していただきますようお願いします。
当ブログは内容的に何でもアリな感じのブログですが、メインの趣味が小品盆栽ということもあって、必然的に盆栽系のエントリが多くなってきています。
盆栽に対する現在のスタンスは雅風展をメインに年に数回、各地の展示会に出展しつつ、持込による樹格UPを目指して日々の管理に励んでいるという感じです。あと、将来的に小品盆栽の素材作りの道へと進んでいきたいと考えています。
エントリの内容は日常管理を中心にした内容に、時々、好きな鉢の話や盆栽全般に対する雑感を綴っていく・・・という感じです。
なお、当ブログでは時々、パスワードが必要なエントリを書きます。主に黒松、キンズ、カエデ、クチナシについて、素材を作っていく過程をUPしていますが、実験的要素を多分に含んだ内容が多いこともあって認証制にしています。上記4樹種について実生や挿し木から本格的な小品盆栽を作っていくことに興味のある方は下記メールフォームより申請してください(氏名、メアドは必須です)。
なお、1週間経過しても当方からのレスがない場合は、申請を見落としている可能性が高いですので、申し訳ありませんが、再度、申請していただきますようお願いします。
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