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日々のど~でもいいことを中心に盆栽やメダカのこと、あとグルメネタなんかを不定期更新で書くブログです。
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今年の実生黒松の育成本数を50本にすると決めたものの、エントリ「まだ8個足りない・・・」でも書いたように4/22の時点で用意したポット(軸切り挿しした本数)は42本でした。


その後、ポットの数を増やし5/10以降、発根したと思われる個体から順次、棚出しをしていきました。


で、

現在、棚場には51個の実生黒松のポットが並んでいます。


とりあえず、年産50個(1年目に限る)の目標は達成しました。

+ + + + + + + + + +
ただ、

まだ棚出ししていないポットが1つあります。


活着しているのかどうか?


ちょっと微妙な感じです。


ま、既に目標本数を達成していることを考えると、この1本はサクっと処分するのもアリなんですけどね~。


あと、実生苗が結構余っています。こういう苗は使用していない鉢の時代付けを兼ねてとりあえずって感じで植えたりしています。


目的が時代付けなので、軸切せずにそのまま苗を引っこ抜いて植えるだけなのですが・・・



さてさて、少し角度を変えて・・・

エントリ「08年採取の種」 の最後で「優良と思われる年度の種を積極的に蒔くのが良さそうです」と書いたように、基本的には良い性の種をより多く蒔くのが良いわけです。


ただ、「その種が実際に良い性であるのか否か?」は実際に種を蒔いてみて、ある程度成長してからでないとわからないことが多いです。


この点、実生2年生になればトビが出てきたりしてある程度の性の良し悪しが出てきます。


そんなわけで、2年生になって新芽が伸びだしてきた時点でその年度の種が良い性か否か?を確認してから同じ種を蒔いていく・・・


もっとも、この方法の場合、種蒔きの時期が現状より遅くなることは確実なので、僕なら「この年度は良い種だな!」と思ったら更に翌年の春に種を蒔く・・・という手を取ると思います。


ただ、それだとその年に採取した種をどうするか?っていう問題も出てくるので、あまり深く考えない方法もアリだと思います。


その方法は、とりあえず、余った実生苗をこれまた余っている鉢に適当に間隔を設けて軸切りして挿しておく・・・


肥培とかもそんなに頑張らないで、とりあえず育てておく・・・・


そして、徹底的に肥培した実生苗の方の性の良し悪しがある程度判断できるようになって「この年度は良い!」っていうことになったら、上記の余り頑張らないで育てている苗を1本づつポットに植えて頑張って育ててみる・・・・


こういう方法ってダメかな?


全ての苗を1年でタバコ大の太さまで持っていく必要はないと思うのです。


「いかに早く太らせるか?」というのも重要でしょうが、「いかに良い性を残すか?」の方がより重要だと思います。


ま、上記のテキトー挿しの方法をするくらいなら、年間生産&管理本数を一気に100本くらいにして、その中から優良個体だけを選別する方が効率は良いんでしょうね~。


とすると、上記方法は現実的でない感じですね。


まぁ、相変わらずいろいろと考えてしまってます。


・・・っていうか、この余った苗をテキトーに挿しておく方法は既に毎年のようにやってるんですよね~(笑)


ま、今のところ、とりあえず苗余ったから挿しておこうか・・・って感じなのです。


翌年以降、その苗を使用したことは・・・・過去に1回、それも1本だけあったかな・・・


ま、それはさておき、

肌の荒れ具合の良し悪しなんかは、さすがに2年とかでは判断無理です。


5年くらい経過して、「この種は肌もよく荒れるタイプだな!」と思って喜んでも、そんな古い種は発芽能力がやっぱ落ちてきているので、今さら蒔くのもどうなんだろうね~?って感じです(でも現実には蒔いてるんですけどね・・・)。


現状、この肌荒れ対策に対しては、チョコラBB・・・じゃ~なくて、とりあえず実生接ぎで対応してみたら良いんじゃないか?と思ってます。


全ての個体に対して実生接ぎするのもアレなんで(←アレって何?)、2年目以降に残す固体の10~20%前後(現時点なら3~4本)に対しては、そのように処理してみるのもアリなんじゃないか?と・・・・


とりあえず、手始めに今年は3本の苗について実生接ぎを施しました。


今、6年生とか7年生くらいになっている固体の中には、明らかに肌の荒れが良いモノがあります。そういう個体の枝を来年以降、3~4本(諸裏的には5~6本)くらい実生接ぎしてみるのも面白いと思ってます。


既に候補となる素材はチョイスしてあります。


ちなみに、今年の3本は自家実生素材からではなく展示に使った黒松から枝を拝借・・・っていうか、切り落として接いでみました。


3本のうち1本くらいは活着していると思うんですけどね~。どうなるでしょう?



まぁ、いろいろ長~く書きましたが、試してみたいことが、まだまだいっぱいあります。


頭の中でいろいろと構想を練ってはいるんですけどね~。


いろいろ考えてもリアルに出来る方法は数が限られてるし・・・・


時間足りない・・・って感じです。


でも、こんなに長いエントリを書く時間はあったりして・・・(笑)


ま、世の中そういうものですよ。


とりあえず、今日も画像なしで盆栽系エントリを書くことができたのは良かったです。


最後まで読んでくれた方。お疲れさまでした。


ま、最後の方まで読まないとタイトルが意味不明になっちゃうんですけどね~。


ちなみに・・・

最初、「80000」というタイトルにする予定でしたが、80000に関する内容を全く書かなかったので、このネタはまた近いうちに・・・ってことで。

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無題
ちょっと、コメするのが遅くなりました。

>「いかに早く太らせるか?」というのも重要でしょうが、「いかに良い性を残すか?」の方がより重要だと思います。

太らせるのと性の選別がいっぺんにできないのを考えると、
実生継ぎはいい考えですね!!

台木の根張りの良さと継いだところが熱を持って変に太くならないかが
肝でしょうか。

本当に色々考えて試されていますね。

僕も頑張らないと!!
めがね 2011/06/02(Thu) 編集
Re:無題
めがねくん、

>太らせるのと性の選別がいっぺんにできないのを考えると

良い性のものは太るのも早いっていう印象があるんだけど・・・

じゃぁ、その良い性を種の段階で確実に見分けることができるのか?というのが出来ないので、いろいろ試行錯誤してしまいます。

>台木の根張りの良さと継いだところが熱を持って変に太くならないかが
肝でしょうか。

立ち上がりの際に継ぐので、その部分が太くなるのは問題ないと考えています。

ま、実生接ぎを続けるかどうかは未定です。とりあえず、結果が出るまで時間がかかりそうなので少数で試してみたいと思います。
mindfluid 2011/06/03(Fri) 編集
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自己紹介:
昼寝が大好きな小品盆栽愛好家です。

当ブログは内容的に何でもアリな感じのブログですが、メインの趣味が小品盆栽ということもあって、必然的に盆栽系のエントリが多くなってきています。

盆栽に対する現在のスタンスは雅風展をメインに年に数回、各地の展示会に出展しつつ、持込による樹格UPを目指して日々の管理に励んでいるという感じです。あと、将来的に小品盆栽の素材作りの道へと進んでいきたいと考えています。

エントリの内容は日常管理を中心にした内容に、時々、好きな鉢の話や盆栽全般に対する雑感を綴っていく・・・という感じです。

なお、当ブログでは時々、パスワードが必要なエントリを書きます。主に黒松、キンズ、カエデ、クチナシについて、素材を作っていく過程をUPしていますが、実験的要素を多分に含んだ内容が多いこともあって認証制にしています。上記4樹種について実生や挿し木から本格的な小品盆栽を作っていくことに興味のある方は下記メールフォームより申請してください(氏名、メアドは必須です)。

なお、1週間経過しても当方からのレスがない場合は、申請を見落としている可能性が高いですので、申し訳ありませんが、再度、申請していただきますようお願いします。
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