日々のど~でもいいことを中心に盆栽やメダカのこと、あとグルメネタなんかを不定期更新で書くブログです。
こんにちは。
先日のエントリ「実生接ぎの利点を考えてみる」に関して、質問がありました。
今回はその質問内容を踏まえて・・・・の予定でしたが、そのへんはスルーして(質問者には既に回答済みです)先日の続きみたいなエントリです。
さて、
実生接ぎの利点として、
性の良い樹のクローンを作ることができる
と書きました。
先日のエントリ「実生接ぎの利点を考えてみる」に関して、質問がありました。
今回はその質問内容を踏まえて・・・・の予定でしたが、そのへんはスルーして(質問者には既に回答済みです)先日の続きみたいなエントリです。
さて、
実生接ぎの利点として、
性の良い樹のクローンを作ることができる
と書きました。
+ + + + + + + + + +
これは違った見方をすれば、
性の悪い素材を残す手段として利用できる
という考えができるものと思います。
現状、僕の中での実生黒松の選別過程は、
①実生2年目になる春(4月)の段階で、根張りの悪い素材を除外する
②実生2年目以降で、性の悪い(トビが大きい等)素材を除外する
という2つの選別過程で数を絞っていきます(もちろん、それ以外の基準でも選別します)。
ここで、
ポイントなるのは②の選別過程です。
根張りは良いけど、性はイマイチ・・・・
こういう素材って、結構、出てきます。
まぁ、今までは練習の意味もあり、また育成本数が少ないこともあって少々なら性の悪い素材もそのまま育ててきました。
しかし、性の悪い素材というのは、やはり後々になって作るのがムツカシクなってきます。
今後、育成する本数を増やしていくことを鑑みれば、作りやすい性の良い素材をいかに多く残すか?が重要になってくると思います。
そんなわけで、
「根張りは良いけど、性はイマイチ・・・」という素材には、実生接ぎで優良性の枝を接いでいって残すのが良いんじゃないか?と考えています(もちろん、根張り以外の要素も考慮します)。
この点、今年の実生接ぎでは、新2年生に作業を施した関係で、実生接ぎした3本に関しては植替えをしていません。
元株の樹勢という観点からは、植替えで根を切り詰めることはリスクに繋がるからです。
そんなわけで、今年、実生接ぎした素材の根張りに関しては、正直、良いのか悪いのか?わかりません(足元付近の状態を見る限りそこそこ良いとは思います)。
そこで、
来年以降、実生接ぎをする場合には、新2年生には作業せず、更にもう1年待って・・・、つまり2年目の春の段階で根処理をし、その後、性の悪いモノを選んで、それが3年目を迎えた時点で実生接ぎを施す・・・・
そういう感じでいこうかと考えています。
ま、こう考えるのも現在の2年生である10年実生素材は、性のあまり良く無さそうなのが多いからなんですよね~。
今の感じだと5~6年後に苦労しそうな感じですなのです。
あと・・・
実生接ぎした素材は、そうでない素材とは違った感じで作っていってみようかと思います。
そうでない素材に関しては、現状、ほぼ全て円を描くような感じで曲付けしているのですが、実生接ぎした素材は、そうではない感じで作っていきたいなぁ~と思ってます。
なんていうか、これは上手く言葉では表現できないです。自分の頭の中にあるイメージでは明確に区別されているんでけどね・・・
とりあえず、まずは今年の実生接ぎ素材を楽しんでみようと思います。
性の悪い素材を残す手段として利用できる
という考えができるものと思います。
現状、僕の中での実生黒松の選別過程は、
①実生2年目になる春(4月)の段階で、根張りの悪い素材を除外する
②実生2年目以降で、性の悪い(トビが大きい等)素材を除外する
という2つの選別過程で数を絞っていきます(もちろん、それ以外の基準でも選別します)。
ここで、
ポイントなるのは②の選別過程です。
根張りは良いけど、性はイマイチ・・・・
こういう素材って、結構、出てきます。
まぁ、今までは練習の意味もあり、また育成本数が少ないこともあって少々なら性の悪い素材もそのまま育ててきました。
しかし、性の悪い素材というのは、やはり後々になって作るのがムツカシクなってきます。
今後、育成する本数を増やしていくことを鑑みれば、作りやすい性の良い素材をいかに多く残すか?が重要になってくると思います。
そんなわけで、
「根張りは良いけど、性はイマイチ・・・」という素材には、実生接ぎで優良性の枝を接いでいって残すのが良いんじゃないか?と考えています(もちろん、根張り以外の要素も考慮します)。
この点、今年の実生接ぎでは、新2年生に作業を施した関係で、実生接ぎした3本に関しては植替えをしていません。
元株の樹勢という観点からは、植替えで根を切り詰めることはリスクに繋がるからです。
そんなわけで、今年、実生接ぎした素材の根張りに関しては、正直、良いのか悪いのか?わかりません(足元付近の状態を見る限りそこそこ良いとは思います)。
そこで、
来年以降、実生接ぎをする場合には、新2年生には作業せず、更にもう1年待って・・・、つまり2年目の春の段階で根処理をし、その後、性の悪いモノを選んで、それが3年目を迎えた時点で実生接ぎを施す・・・・
そういう感じでいこうかと考えています。
ま、こう考えるのも現在の2年生である10年実生素材は、性のあまり良く無さそうなのが多いからなんですよね~。
今の感じだと5~6年後に苦労しそうな感じですなのです。
あと・・・
実生接ぎした素材は、そうでない素材とは違った感じで作っていってみようかと思います。
そうでない素材に関しては、現状、ほぼ全て円を描くような感じで曲付けしているのですが、実生接ぎした素材は、そうではない感じで作っていきたいなぁ~と思ってます。
なんていうか、これは上手く言葉では表現できないです。自分の頭の中にあるイメージでは明確に区別されているんでけどね・・・
とりあえず、まずは今年の実生接ぎ素材を楽しんでみようと思います。
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プロフィール
HN:
mindfluid
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
昼寝、小品盆栽、メダカ、オオクワ
自己紹介:
昼寝が大好きな小品盆栽愛好家です。
当ブログは内容的に何でもアリな感じのブログですが、メインの趣味が小品盆栽ということもあって、必然的に盆栽系のエントリが多くなってきています。
盆栽に対する現在のスタンスは雅風展をメインに年に数回、各地の展示会に出展しつつ、持込による樹格UPを目指して日々の管理に励んでいるという感じです。あと、将来的に小品盆栽の素材作りの道へと進んでいきたいと考えています。
エントリの内容は日常管理を中心にした内容に、時々、好きな鉢の話や盆栽全般に対する雑感を綴っていく・・・という感じです。
なお、当ブログでは時々、パスワードが必要なエントリを書きます。主に黒松、キンズ、カエデ、クチナシについて、素材を作っていく過程をUPしていますが、実験的要素を多分に含んだ内容が多いこともあって認証制にしています。上記4樹種について実生や挿し木から本格的な小品盆栽を作っていくことに興味のある方は下記メールフォームより申請してください(氏名、メアドは必須です)。
なお、1週間経過しても当方からのレスがない場合は、申請を見落としている可能性が高いですので、申し訳ありませんが、再度、申請していただきますようお願いします。
当ブログは内容的に何でもアリな感じのブログですが、メインの趣味が小品盆栽ということもあって、必然的に盆栽系のエントリが多くなってきています。
盆栽に対する現在のスタンスは雅風展をメインに年に数回、各地の展示会に出展しつつ、持込による樹格UPを目指して日々の管理に励んでいるという感じです。あと、将来的に小品盆栽の素材作りの道へと進んでいきたいと考えています。
エントリの内容は日常管理を中心にした内容に、時々、好きな鉢の話や盆栽全般に対する雑感を綴っていく・・・という感じです。
なお、当ブログでは時々、パスワードが必要なエントリを書きます。主に黒松、キンズ、カエデ、クチナシについて、素材を作っていく過程をUPしていますが、実験的要素を多分に含んだ内容が多いこともあって認証制にしています。上記4樹種について実生や挿し木から本格的な小品盆栽を作っていくことに興味のある方は下記メールフォームより申請してください(氏名、メアドは必須です)。
なお、1週間経過しても当方からのレスがない場合は、申請を見落としている可能性が高いですので、申し訳ありませんが、再度、申請していただきますようお願いします。
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