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こんにちは。今日も良い天気です。

さて、

萬園の作業日誌（11/1付）に「近頃は中国に古い良い鉢からだいぶ帰り始めて居る。」とあります。


確かに、この話は最近、よく耳にします。


僕が行く盆栽園でも、少し前に古手の中国鉢が何枚か売れた・・・と聞きました。


っていうか、


個人的に「これ良いな」と思っていた朱泥の鉢があったんですが、それも消えて（売れて）いました。


ちょっとショックでした。

ま、もっと早くに手を出さなかった自分が悪いんですけどね・・・・


それはさておき、

日誌文中に「中国へ里帰りするのは致し方ないと思う。」と書いてありますが、この点については全くその通り！だと思います。


ただ、一方で、


日本の愛好家の一人として、中国鉢、和鉢に限らず良い鉢が国内からどんどん流出していくのは残念です。


とりあえず、個人レベルで抵抗してみようかと・・・
（↑めちゃレベルの低い抵抗ですけど・・・　笑）


僕自身、少数ですが古い中国鉢を所有しています。小品盆栽を植えるには手ごろのサイズだと思います。


余程、経済的に困窮しない限りは簡単に手放さずに、じっくり大切に使用していきたいですね（そのためには頑張って働かないといけませんっ！）。

そして、出来ればそれを次の国内の世代にバトンタッチしたい・・・

実際、僕の所有している古い鉢は会の先輩から譲ってもらったものが大半です。

更に、現代作家の鉢でも１点ものの鉢や特注で作ってもらった鉢なんかもあります。

そういうのも次世代にバトンタッチしたいです。

まぁ、平均寿命とかを考えれば、まだ４０年くらい先の話ですけどね（笑）



ただね・・・・

某親父さんが「本当に自由に鉢合わせをしようと思ったら、樹の１０倍の鉢数が必要になってくる・・・」と言ってましたが・・・


僕自身、元々、鉢好きなこともあって年々、鉢数が増えていってます。


僕はこれからの季節に鉢を磨いたりしているのですが、鉢数が増えると、これが結構、時間を消費します。


あと、置き場所の問題も・・・・

全ての鉢に樹を植えるのは不可能としても、未使用の鉢はできる限り屋外に置いた方が良いですよね。


ささやかな抵抗をするのもなかなかに大変です。


と書きつつ、明後日に行く秋雅展では、また鉢を物色してしまいそうで・・・（笑）