確保？

こんにちは。今週は１週間が長く感じます。


さて、

一昨日のエントリの中で「盆栽を始めたキッカケ」という言葉を使いましたが、僕の場合、本格的に盆栽を始めるキッカケになったのはモミジです。


自然実生のモミジの苗を採取したことがあり、「それをどう育てるのか？」が今に繋がっています。

（ちなみに、モミジ苗の採取の前にもう一段階ステップがあるのですが・・・）


さてさて、

その当時に採取したモミジの苗は１本だけですが、今でも残っています。


性もそんなに良いわけでもなく（←どちらかというと悪い・・・）、計画的に培養してきたわけでもないので樹形的にはイマイチなのですが、そこは思い入れの深い樹なので、今も大事に管理しています。


ただ・・・・


モミジに関しては、それ以降、苗を採取したり、あるいは実生や挿し木などは一度もありません。


同じく代表的な落葉雑木盆栽樹種であるカエデの場合は当ブログでも「小田原性」のカテゴリーがあるように挿し芽をしたことがあるのですが、モミジの場合は素材を増やす行為をしたことがそれ以降、ありません。


それは1つに僕自身の中で「モミジ＝維持・管理がムツカシイ」というイメージが強いことに起因すると思います。
（まぁ、絶対的なモミジの手入れ量が少ないので余計にそういう思うのかもしれません・・・）


そんなモミジなのですが・・・


ここ最近、素晴らしい性の樹を発見しました（・・・と勝手に思っているるのです）。


通勤時に通る道にあるのですが、何度見ても、葉の小ささ、節の詰まり具合が良いように見えるのです。

信号待ちの時なんかは、ちょっと見とれてしまうほどです（笑）


こういうのを見ると・・・・・



挿し芽して増やしてみたい！



と思ちゃいます。



しかし、現状の管理キャパを考えるとキビシイですし、モミジを増やすなら小田原性のカエデを増やすことを優先すると思います。



でも、この性が本当に良いのかどうか？、つまり盆栽向きなのかどうか？は確かめてみたいですね。



う～ん・・・・



とりあえず、来年、試しに挿してみましょうかね？



もちろん、このエントリを書いたことは、今でもしっかり覚えていますよ。


わずか１年前のことですから・・・・


事実、ここ最近、挿し木したりした素材の多くは他の愛好家さんにプレゼントしているので数的にも減ってきました（黒松、カエデは除く）。


そんなわけで、


とりあえず挿して、その遺伝子を確保しておこうかと・・・


計画的に作ったりとかじゃなく・・・・


とりあえず挿すだけ・・・



僕の周りでそんなのを信じてくれる人は、多分、めちゃ少ないでしょうけどね（笑）