分野は違えど・・・

全国的に有名なランチュウ愛好家（←弟の友人）の家に行った。



↑飼育用の水槽がいっぱい並んでます



↑この水槽は1500×15000の大きさ。明けの３歳魚が入ってます。１階にある水槽はどれも1つの水槽に３～５匹くらいの数。


毎年１万匹ほどの稚魚の中から選別して残されるのは1％以下。

更に品評会に通用するレベルは２～３匹いればＯＫとのこと。

選別が繰り返される中で生き残れるのはほんの少し。

絶対数は違うけど、実生黒松も１００本以上の苗の中から翌春に残すのは少しだけ。

今年も既に軸切前に十本以上の苗にサヨナラした。


良いものを厳選して、その良いものに集中する！


「作る」という観点からは、やはり選別は必要と改めて思った。


まさに選択と集中！


ランチュウと盆栽ではいろいろと異なる部分もあるけど、こういうレベルの高い趣味者に接すると基本的な部分で勉強になる点は多いね。


そうそう、話を聞いている最中、「明けの２歳・・・」なる表現が出てきた。



↑明けの２歳が入った水槽。
こちらは３歳魚以上がいる水槽に比べると１水槽あたりの数が多いです。ここから更なる選別が行われていくのでしょう。

「明け」っていうのは「年が明けたら」という意味。

つまり年が明けたら２歳

卵を産むのは５月くらいなんだけどそれから７ヶ月で２歳になる。

ちょっと違和感あるね。

実生も年が明けたら「明けの２年生・・・」みたいな表現を使ってみようかな？（笑）

４月になったら「明け」と解するのもＯＫだけど、その場合、３月に発芽したものの扱いをどうするのか？って・・・

ま、そんなに細かいことは気にしなくていいかな。

とにかく、いろいろ勉強になりました。