来期の実生計画

こんばんは。

10月になって涼しくなってきました。


さて、

そろそろ来期用の黒松の種を採取しに行かなければなりません。


以前のエントリでも書きましたが・・・・・、

例年、松ボックリを採取している樹は、去年の時点で、結構、ヤバそうな感じだったので、「今年は採取できないかも？」という不安がかなりありました。


しかし、1ヶ月ほど前に今年の状態を確認しに行ったところ、今年も無事に松ボックリが成っていたので、なんとか採取はできそうです。


一安心です。

さてさて・・・・

今年は実生を失敗し、4月末に急遽、2回目の実生をしたことは春頃のエントリで書きました。


僕的には、この失敗はもちろんイタイわけですが、一方で、この失敗により、来期以降の黒松の実生について少し時期的な変化を付けてみよう！と思うに至りました。


ま、今年の失敗については、昨日、W氏にも話をしたのですが、W氏も「長くやっていると、そういう失敗もあるよ・・・・」と。


ま、W氏にしても、M氏にしても、そういう失敗は数多く経験しているのでしょう。


・・・・っていうか、M氏について言えば、春頃に話を聞いていた実験については、結果はかなりダメだったと一昨日のレクチャーの中で知りました。


おっと・・・・、話がそれてしまいました・・・・


とりあえず、来期は3系統の種を蒔いてみようと考えています。


1つは、自分で採取している種


もう1つは、今年、東海雅展の時にイソガイさんに頂いた種


そして、3つめについては、W氏に種を依頼してみました。


僕自身としては、自分で蒔く種は自分で採取するというのを基本としていましたが・・・・


黒松の実生もそれなりに長くやってきて、他の実生育成家の方から種を頂く機会が増えてきました。


W氏からも過去に何種類かの種を頂いたことがあり、その種を今年の1回目の実生で蒔いてみたのですが、まぁ、先述のように、見事に失敗してしまったわけでして・・・・、その成果を知ることができなくなりました。


この点、W氏から頂いた種はまだ少量ですが残っていますので、それを来春に蒔く・・・・というので足りるとも言えます。


しかし、種は年数を経過しても発芽能力があるといっても、そこはやはり少しでも新鮮な・・・・、つまり蒔く前年に採取した種の方が良いと思います。


そんなわけで、来期については3系統の種を蒔くと決めているので、今回は、恥ずかしながら自己採取を一部諦めて、W氏に種の入手を依頼することとなりました。