保護の準備

先週の土曜日は盆栽園に行きました。

真柏の手入れを中心にしようと思っていたのですが・・・・

余りの寒さにヤル気が萎えてしまい、結局、何も作業をせず・・・ということに。

昼過ぎから夕方まで、ひたすら盆栽トークでした。

う～ん・・・

いけません。


冬季保護前の消毒をするためには手入れを終わらせておきたいのですが、これでは消毒のスケジュールがどんどん先送りされてしまいます。

そうそう、週末は、非常に寒かったです。

朝、棚場をチェックすると鉢内が凍ってました。

そんなわけで、とりあえず消毒は未了なのですが、昨日、霜除けだけ設置しました。

先送りされた真柏の手入れなのですが、時間が押し迫ってきているので、今夜から帰宅後に１本づつ手入れしていこうと思います。

そう言えば、少し前にも先送りしていた雑木の手入れを切羽詰まって平日に手入れ・・・、ということをしていました・・・

相変わらずの先送り体質です。

さてさて、

冬季保護の準備の様子など画像アップしても殺風景なので、たまには鉢の画像でも・・・





共に雄山の鉢です（※）。

画像１枚目は１０センチくらいの丸鉢
画像２枚目は１５センチ幅の楕円鉢

制作時期が割と近いと思われるですが、絵のタッチなんかは全然違います。

普通に考えて、２枚目の画像の鉢の方が評価は高いと思います。

いつも思うのですが、雄山氏の鉢は、タッチの違いのボラが大きいように思います。

それは雄山氏の意図によるものなのか？それとも・・・

評価の仕方がムツカシイように感じられる雄山氏の鉢ですが、僕自身は氏の書く山水図の雰囲気は好きです。

ちなみに・・・

特注品で京都の景色を織り交ぜた山水図の長方鉢があります。

この鉢なんかは、上記２枚の丁度中間に位置するようなタッチです。

何枚か並べると、よくわかんなくなってきます（笑）






（※）上記画像２枚の鉢は本人よりの入手または本人への確認済みなので本歌であることに疑いはありません。