チリメンの切り込み

今日はビミョ～な感じの天気でした。

暖かいような？寒いような？

晴れてるような？雨降りのような？


さて、

ここ最近、香葉さんとメールのやりとりをしていて「面白いなぁ～」と思ったことがあります。

香葉さんには３枚の長方鉢の作成をお願いしていたのですが、相方さんがそれに便乗して５枚の・・・・いや、５枚も八角の小鉢の作成を依頼しています。

ちなみに・・・・

この５枚の八角鉢の計算は僕負担ということに・・・


なんでやねん？


ま、それはさておき、

５枚のうち２枚は完成して引渡しを受けました。

残り３枚については現在作成中とのことなのですが、その色は・・・

・桃花釉
・紅桃花釉
・緑雪

という釉薬です。

「桃花釉」というのはピンク色のことですね。

一方、「紅桃花釉」というのは、オレンジっぽい釉薬のことかな？

僕は勝手にサンゴと呼んでますが、作者本人が「紅桃花釉」と呼称する以上、それが正解ですね（そもそも僕の考えている色と違う場合もありますが・・・・）。

忠寛さんの釉薬表現も難しかったりしますが（例えば牛血紅釉とか）、まぁ、盆栽鉢での釉薬の呼称と一般陶芸での呼称では異なるものも多いそうなので、釉薬の呼称は作者の意図するところを表す呼称であればＯＫってことなのでしょうか？

ちなみに「緑雪」というのは香葉さん的に新しい色だそうで出来上がりが楽しみなのですが（←でも、僕の鉢ではないという悲しさ・・・）、「紅桃花釉」にしろ「緑雪」にしろ釉薬の呼称っていうのは、本当にいろいろあって面白いなぁ～と思った次第です。


さてさて、

ＧＷ休みの間にチリメンの植替えを行う予定です。

そんなわけで、今日は夕方からチリメンの植替え前の切り込みを行いました。



↑作業前



↑作業後


この株立ちのチリメンは去年に入手しました。
その前は九州の愛好家が所有していたそうです。

上部を作れば樹形的にも飾りとして重宝するのではないか？と思っています。

整枝も行いたいところですが、そこまでの時間がありませんでした・・・

残り２本のチリメンについても明日あたりに作業を行おうと思っています。

残り２本については切り込みではなく葉選りを行うかもしれません。今回、植替え前の作業として切り込みと葉選りの両方を試していますが、どちらを選択するか？このへんは、まだまだ試行錯誤が続きます。

明日あたり迄に作業を終えれば、なんとかＧＷ最終日あたりに植替え可能と思います。

今日は朝から作業していたにも関わらず、チリメンの作業の必要性に気付いたのは夕方の４時過ぎ・・・

明日は、まずはチリメン重視で手入れです。